- 厚底モデルが疲れると言われる「重さ」の正体
- 実際に履いてわかった「疲れ」を劇的に減らす対策
- 重いのに歩きやすい?厚底ならではのメリット
- 初心者でも失敗しない「疲れにくいモデル」の選び方
「ドクターマーチンの厚底、デザインは良いけど重くて疲れそう…」
「憧れのJADONを買ったけど、足が痛くて15分も歩けない。どうすればいいの?」
ドクターマーチンの厚底(QUADソール)は、圧倒的なボリューム感でスタイルを格上げしてくれますが、その一方で「重さ」や「硬さ」に心折れそうになることもありますよね。
厚底特有の「疲れ」には明確な理由があります。正しい対策とモデル選びを知れば、スニーカー感覚でガシガシ歩けるようになりますよ。
今回は、ドクターマーチンの厚底は本当に疲れるのか、その原因と対策、そして「これなら疲れない!」と言えるモデルの選び方まで、詳しくご紹介します。この記事を読めば、もう厚底を玄関に放置することはありませんよ。
厚底モデルが「疲れる」と言われる3つの主な原因
ドクターマーチンの厚底が疲れると言われる最大の理由は、スニーカーの約2倍にもなる「圧倒的な重量」と、本革特有の「硬さ」にあります。
まずは、なぜ足が重だるくなるのか、その正体を知ることから始めましょう。原因がわかれば、自分に合った対策が見えてきますよ。
原因を知っておくと、「自分の筋力不足かな?」と落ち込まなくて済みますよ。靴の特性の問題なので、安心してくださいね。
理由1:片足約700gの「圧倒的な重さ」
厚底の「QUAD 3ホール」や「JADON 8ホール」は、片足で約700g〜800g前後の重さがあります。一般的なスニーカーが300g〜400g程度、通常のマーチン(1460等)でも約500g前後なので、通常の靴の1.5倍から2倍の重さを持ち上げて歩いていることになります。
理由2:ソールの「返り」が悪いことによる筋肉への負担
厚底ソールは非常に分厚く頑丈なため、歩くときに靴の底がしなる「返り」がほとんどありません。スニーカーのように足の動きに合わせてソールが曲がってくれないため、足の裏やふくらはぎの筋肉を使って、無理やり靴を持ち上げるような歩き方になりがちです。これが蓄積して、後の疲れに繋がります。
理由3:サイズ選びの失敗による「遊び」
厚底は重いため、サイズが少しでも大きいと歩くたびにかかとがパカパカと浮いてしまいます。この「靴の中で足が動く状態」を無意識に指先や足首で抑え込もうとするため、通常の靴以上に足全体が緊張し、疲れやすくなります。
| モデル名 | 片足の重さ(目安) | 通常モデルとの比較 |
| 定番3ホール(1461) | 約480g | 標準 |
| 厚底3ホール(QUAD) | 約720g | 約1.5倍 |
| 一般的なスニーカー | 約350g | 約0.7倍 |
サイズ選びに不安がある方は、まず基本の選び方をチェックしておくと安心ですよ。

厚底の疲れ・痛みを劇的に解消する4つの具体的な対策
「もう買ってしまったけど、重くて履けない…」という方でも、適切なケアと工夫を凝らすことで、厚底の疲れを軽減できます。
ドクターマーチンは、履き続けることで足に馴染む靴です。しかし、馴染むまでの「修行期間」をいかに楽に過ごすかが、愛用できるかどうかの分かれ道になります。私が実際に効果を感じた4つのステップをご紹介します。
ちょっとした工夫で、あの「鉄下駄」のような重さが楽になりますよ。ぜひ試してみてください。
対策1:厚手の靴下で「摩擦」と「衝撃」を防ぐ
厚底モデルを履く際は、ふくらはぎまである少し厚手の靴下を着用するのが鉄則。厚手の靴下がクッションになり、硬い革による圧迫や摩擦を軽減してくれます。また、靴とのフィット感が高まるため、中で足が遊ぶのを防ぎ、結果的に疲れを減らすことができます。
2:公式インソールでフィット感を高める
もしサイズに少しでも余裕があるなら、ドクターマーチン公式のインソールを追加してみてください。足裏のアーチがサポートされるだけでなく、靴と足の一体感が生まれるため、重いソールを持ち上げる力が分散されます。不思議なことに、フィット感が増すと靴は「軽く」感じられるようになります。
3:レザークリームで革を柔らかくする
新品の革は非常に硬く、足首の動きを制限してしまいます。履き始める前にデリケートクリームやワンダーバルサムを塗り込み、革を柔らかくほぐしましょう。特に足の甲が当たる部分やくるぶし付近を集中的にケアすることで、歩行時の違和感が解消されます。
4:最初は30分から。履き慣らしのルーティンを作る
最初から1日中履いて出かけるのは禁物です。まずは室内で履いてみる、次に近所のコンビニまで、というように少しずつ着用時間を伸ばしていきましょう。1週間から2週間ほど毎日短時間履き続けると、ソールが自分の足の形に沿って沈み込み、振り子の原理で「勝手に足が前に出る」感覚に変わってきます。
疲れ対策の第一歩。純正インソールを入れるだけで、フィット感が劇的に変わります。
硬い革を早く馴染ませたいなら、このクリームを塗り込むのが近道です。
具体的なインソールの選び方については、こちらの比較記事が参考になりますよ。

重くない厚底もある!「疲れにくいモデル」の選び方
これから厚底モデルを購入しようと考えているなら、「軽量化された新世代モデル」を選択肢に入れることで、重さの悩みを根本から解決できます。
ドクターマーチンには、従来のQUADソールの見た目を保ちつつ、中身を軽量化したモデルがいくつか存在します。重さが不安な方は、無理に定番モデルを選ばず、自分の体力や用途に合った「ハイブリッドな厚底」を選んでみてくださいね。
[ふきだし:最近のマーチンは進化しているんです。見た目はボリューミーなのに、持ってみると驚くほど軽いモデルがあるんですよ。]注目モデル1:AUDRICK(オードリック)シリーズ
「オードリック」は、軽量なEVA素材と頑丈なラバーを組み合わせた厚底ソールを採用しています。従来の厚底モデルよりも軽量化されており、インソールにクッション性の高い「SoftWair」が内蔵されているため、最初からスニーカーのような履き心地で歩くことができます。
注目モデル2:RIKARD(リカルド)シリーズ
「リカルド」は、2層構造の軽量アウトソールを搭載したモデルです。厚底のボリューム感はしっかり出しつつ、歩行時の快適性を追求しているため、長距離を歩く予定がある方にはこちらが最適です。
注目モデル3:NAPPA(ナッパ)レザーなどの「柔らかい革」を選ぶ
厚底モデルの中には、定番の「スムースレザー(硬い革)」ではなく、最初から柔らかい「ナッパレザー」や「ピサレザー」を採用したモデルもあります。重さは同じでも、足首周りが柔らかいだけで歩行の自由度が上がり、疲れを感じにくくなります。
重さが不安な方への救世主。オードリックなら、厚底の楽しさだけをいいとこ取りできます。
並行輸入品で安く手に入れたい方は、こちらのショップ選びの記事も読んでみてください。

厚底には「疲れ」を上回る圧倒的なメリットがある
「そんなに疲れるなら、普通の靴でいいや」と思うかもしれませんが、ドクターマーチンの厚底には、その疲れを乗り越える価値のある魅力が詰まっています。
実際に履きこなしているユーザーの多くは、単なるファッションとしてだけでなく、厚底がもたらす「変化」を愛しています。重さや痛みを克服した先にある、厚底モデルだけの特別な体験について触れておきますね。
視点が高くなるだけで、いつもの街並みが少し違って見える体験ができますよ。
メリット1:「スタイルアップ」効果
ソールが5cm近くある厚底モデルは、履くだけで物理的に身長を高くし、足を長く見せてくれます。全体のシルエットにボリュームが出るため、細身のパンツともワイドパンツとも相性が良く、どんなコーディネートも今っぽく格上げしてくれます。
メリット2:振り子の原理で「勝手に足が前に出る」
意外かもしれませんが、一度足が馴染んでしまうと、厚底の重さは「推進力」に変わります。重さがある分、一度足を振り出すと勢いがつくため、平坦な道を歩くときはリズムよく歩けるようになります。これが「マーチンは慣れると楽」と言われる理由の一つです。
メリット3:タフで一生モノの耐久性
厚底のソールは非常に摩耗に強く、通常モデル以上に長く履き続けることができます。ガシガシ履き込んで、自分の足の形に完全に馴染んだ厚底ブーツは、世界に一つだけの「自分のためだけの靴」に育ってくれます。
手間がかかる子ほど可愛い、というのはマーチンのためにある言葉かもしれませんね。
重厚感と履き心地を両立。まずは定番のJADONで、厚底ライフを始めてみませんか。
まとめ:対策を知れば厚底ドクターマーチンは「最高の相棒」になる
ドクターマーチンの厚底が「疲れる」「痛い」というのは、決して間違いではありません。しかし、その多くは「適切な準備」と「少しの履き慣らし」で解決できる問題です。
- 厚底が重いのは事実。だからこそサイズ選びを慎重に行う。
- 厚手の靴下とインソールで、靴との一体感を作るのがコツ。
- 重さが不安なら「オードリック」などの軽量モデルから始める。
- 革を柔らかくするメンテナンスを怠らない。
ドクターマーチンの厚底は、最初の数回は確かに「修行」かもしれません。でも、それを乗り越えて自分の足の一部になったとき、他では味わえない最高の歩行体験と、鏡を見るのが楽しくなるような自分に出会えるはずです。
せっかく気に入って買った厚底です。痛いからと諦めずに、まずはインソール1枚から試してみてくださいね。
自分にぴったりの対策を見つけて、ドクターマーチンの厚底を世界で一番快適な相棒に育てていきましょう!

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